あの頃へ〜音楽 (Ⅱ)

ドラムを習った。

小さな部屋に5〜6人、各自で練習して、順番に先生のフルセットでみてもらう。みんな大人で旨くて自分は場違いで困った。

そこでジャズに出逢った。

 

話をするようになった1人がジャズのカセットテープを貸してくれて…それまでBGMだと思っていたけど…肌にあった。

 

なにより距離感が好きだ。

 

20才の一人旅で京都のジャズ喫茶「しあんくれーる」を訪れた。ホッと席につくとクラッシックが流れていた。ジャズは2階だ。2階のジャズの曲はイマイチで長居しなかった。クラッシックが素晴らしかった。

 

しあんくれーるを出ると、近くのお店の前で二人の青年がバイクをいじっていた。話に加わり、誕生日ってことで市内をぐるっと一周乗せてもらった。初体験のバイク二人乗りで、しがみついていて景色は見えなかったが、ぶっちぎり爽快。誕生日は強い。

 

ジャズはずっと一緒だった。

友人に会いに海辺のバンド練習のスタジオを訪れるまで。

 

ドラムは…

スティックをベッドの間に隠していたがバレた。小遣いをレッスン代に当てている点に感動され、今後は家計から出してあげると言われ嬉しかったのに、習うことに冷めた。演るのは手に負えない、聴くほうにまわろう、と結論づけた。

 

 

 

あの頃へ〜音楽

こっそり観たイレブンPMという番組でローリングストーンズの紹介があり、なんでしょうか、透明な下敷きにミック・ジャガーの写真を入れました。曲はなんでした?

 

下敷きに、といえばゴッドファーザーのアルパチーノの写真を入れていた事もあり。歳を経たアルパチーノをみた衝撃はロバート・プラントの最近をみた衝撃と同じ。心は天衣無縫になったとしても、顔はいぶし銀にならざるを得ないのか。

 

ボラプを観た後、QUEENの音楽を見落としていたことの穴埋めにYou Tubeを見漁り、と同時にYou Tubeが候補として挙げてくるクラプトンやローリングストーンズや〜も見る。こちらはいつも耳に挿してるので、今さらと思うも、映像でまた好きになった。服やパフォーマンス…照明…いまきた。

若いジミー・ペイジを初めてみた、風呂上がりのような清潔感。なぜ?

 

時代のゴージャスさに喜ぶ。

 

 

Somebody To Love (Ⅱ)

 ( 映画ネタバレあり )


ボヘミアンラプソディ…映画は
始まってすぐがものすごくステキ

食事するネコの側を歩いていくところ

階段を降りていく後ろ姿の俯瞰

何回見てもそこが好き
なんて素敵な感性なんだろう

そしてそこから年月をさかのぼって物語が始まるかなと思ったら、そのままライブエイドの舞台ソデまで連れて行ってくれて。

ずっとSomeday To Love がながれている

すてき

Somebody To Love

先日 の「洋楽天国+」、フレディが歌う Somebody To Love のあとに ジョージマイケルが歌っているのを続けてくれて…どうも(ありがとう)。

 

わたしは「フレディがいなくなる」という大きな過程を経ていないが

 

遅れてやってきた曲の数々、聴き終わる度に苦しい。

笑顔ですれ違ってくれたのに、よそ見していて微笑み返せなかった時の残念さです。